第1シーズンの放映がスタートしました。
「ER」と同じ、救急救命室が舞台の医療ドラマです。
コードブラックとは、患者収容数の限界を超えた状態のことらしいです。災害時のトリアージと同じなので、つまりは、最悪の状態ということ。
「ER」、「ナイトシフト」に続く私にとっては3番目のERドラマになります。初回を観た限りでは、他のERドラマと余り変わりませんので、現時点では継続して視聴するかは微妙といったところでしょうか。
ただ、キャストの中に面白い人が看護師長役で登場しています。ルイス・ガスマンです。ソダーバーグ監督でテレンス・スタンプが主演した「イギリスから来た男」で主人公を助けるタクシードライバーの役が印象深い名脇役です。
悪役やコメディもこなすマルチ俳優さん(特に悪役が多い)なので、こういう人が出演するだけでストーリーが締まるというか、緊張感が生まれますね。一目見ただけで絶対忘れない顔ですもんね。きっと優しい人なんだろうなあ。やっぱり、少なくとも第1シーズンだけは観ることにします。
それにしても、米国TV界は、次から次へと医療ドラマが製作されますよね。スポンサーが付き易いのでしょうか。うがったものの見方ですが、医療保険に関しては日本のように健康皆保険がなく私的(任意)保険に頼っている国ですので、自分よりも悲惨な患者がドラマティックに画面に投影されることで、優越感というか安堵感に浸れるという部分もあるのかもしれませんね。安堵したところでコマーシャルを流す、コマーシャルに誘導されて商品(保険とか)を買う、こういう流れを生んでいるのかなと思いました。(言い過ぎかな。)
そういえば、もう20年以上も前になりますか、TV朝日系で「シカゴ・ホープ」という米国医療ドラマを放映してました。確か、第2シーズン放送中に視聴率低迷で途中打ち切りになりました。TV朝日は、昔から「ルーツ」、「ホロコースト」とか、社会派海外ドラマを放送してきましたが、「シカゴ・ホープ」以来、新たな海外ドラマの放映はないような気がします。「シカゴ・ホープ」で懲りたのかな。
救急救命室を描いた米国ドラマ「コードブラック 生と死の間で」
投稿日:2017-05-25 更新日:
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執筆者:tanayan