個人的な意見で恐縮ですが、「大草原の小さな家」以来の家族愛を描いたドラマで私は好きでした。
今でも、何故、民放やNHKで放送しなかったんだろう?と不思議でなりません。家族で視聴できる数少ないヒューマンドラマでしたので子供の情操教育に役立ったと思いますし、視聴率もそこそこ稼げたでしょう。特に、エフラム役のグレゴリー・スミスなんて日本女子が求めるキュートな白人青年そのまんまでプチブレークに収まらなかったんじゃないかなあ。劇中、彼が「らんま1/2」のTシャツを着ていたのにはビックリしましたけどね。本国でも大手TV局ではなく「The WB」というオンライン・ネットワークで放送されたから、逆に交渉が難しいと判断し放送権を獲得しようとしなかったのかなあ。
本国では2002年放送開始ですから、今から約15年前です。こういうヒューマンドラマがミレニアムに沸いた21世紀突入後直ぐに放送されたのは、何か意図があるように思えてなりません。「やりすぎ都市伝説」の見過ぎかな?
物語は、まあ正直言ってアメリカなら何処にでもあるお話しです。日本でも現在なら当たり前にあるお話しです。じゃあ何が視聴者へ訴求したのか考えますと、やはりコロラドの大自然でしょうね。実際の撮影場所は存じませんが、観光で有名なコロラド川の川下りって、生涯で一度は経験してみたいアクティビティですし、コロラド州アスペンといえばアメリカで名立たるお金持ちが別荘を持つことでも有名ですもんね。また、故フォーク歌手のジョン・デンバーが住んでいたことでも有名でしたよね。
やはり、大自然というのは、私利・私欲が絡んだ環境に身を置く人間や野心を持つ都会人にとって、ホッと一息つける心安らぐ場所なんでしょうね。
ところで、私事、既に50代に突入しておりますので、引退後どうするか真剣に考える帰路に来ています。そんな折、ふと「エバーウッド」を思い出しました。出来ることなら、エバーウッドのような自然豊かな高地へ引越して余生を送りたいなあ、と夢見ているところです。
民放かNHKで放送して欲しかったなあ米国TVドラマ「エバーウッド 遥かなるコロラド」
投稿日:2017-07-13 更新日:
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執筆者:tanayan