海外TVドラマ、突っ込みゴメンなすって

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腰痛

続:「腰痛」に対する国民の認識に変化は生じたか?ーTMSジャパンの腰痛治療セミナーへ参加しましたー

投稿日:2017-07-18 更新日:

前回、「トリガーポイント」の話題に触れましたが、引き続き「腰痛」について語ります。今回は、「TMSジャパン」についてです。
「加茂整形外科医院」のホームページに辿りつくのとほぼ同時期に「TMSジャパン」のホームページに辿り着きました。

<以下、TMSジャパンホームページからの抜粋>
TMSジャパンは、ニューヨーク大学医学部のジョン・E・サーノ教授が発表したTMS(Tension Myositis Syndrome:緊張性筋炎症候群)理論を出発点に、腰痛にまつわる迷信や神話の犠牲者、クワッカリー(健康詐欺・インチキ療法)の被害者、ドクターショッピングを繰り返す腰痛難民をひとりでも減らすため、 世界各国が発表している「腰痛診療ガイドライン」の勧告に則した、腰痛の原因と治療に関する根拠に基づく情報を提供しています。
<ここまで引用>

私は、この「TMSジャパン」が主催する「腰痛治療セミナー」に参加しました。「収穫が無くても、これ以上悪化することはないし、ダメ元で参加してみるか。」という気持ちで。講師は代表の「長谷川淳史」氏でした。一般参加は私1人だけで他の方は整体師さんでしたが、このセミナーでも加茂先生の見解が間違いではないことを再確認しました。「神経が圧迫されても痛みは生じない。」
また、一般的な整形外科における腰痛治療(安静、牽引、ビタミン注射等)は、<馬尾神経症候群など一部真に重篤な場合もあるが>殆どの場合効果が無いこと、椎間板ヘルニアのヘルニア除去手術は全身麻酔した時に筋肉の緊張がとけるため一時的に痛みが消失したに過ぎず、ヘルニア自体は痛みとは全く関係ないこと、画像解析技術が進んだ結果、殆どの整形外科医は画像だけを頼りに根拠の無い診断を行っていること等々。
さて、ここでタイトルにした「「腰痛」に対する国民の認識に変化は生じたか?」の意味ですが、私がこのセミナーを受講してから約8年経過したところで、ようやく「NHKスペシャル」で「腰痛・治療革命」なる特番が放送されました。内容は、先の加茂先生や「TMSジャパン」が言及している「認知行動療法」についてでした。つまり、痛みの原因(痛みが長引く原因)は「脳」にあると。
NHKで放送されれば、そこそこ一般国民に浸透するのではないかと思われた「認知行動療法」ですが、個人的な感想では、どうも認知度が今ひとつです。無駄なドクターショッピングを続けているとしか思えません。機会があれば、次回は最終回として、誰でも読める「認知行動療法」の関連書籍と、何故「認知行動療法」の浸透が進まないのか、について語ろうと思います。(次回に続く

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