海外TVドラマ、突っ込みゴメンなすって

40年以上見続けてきた海外TVドラマの過去・現在について独自の切り口で突っ込みを入れさせていただきます。

アクション 探偵もの

英国BBC製作のTVドラマ「シャーロック」第4シーズン第2話「臥せる探偵」を観終えて

投稿日:2017-07-19 更新日:

いやー、第2話「臥せる探偵」も面白かった。
第2話は、いささか映像が凝り過ぎている感はありますが、薬漬けになったシャーロックの心理描写を上手く演出していました。ワトソン夫人ことメアリーの死をきっかけに音信不通状態になったシャーロックとワトソン。どのように2人の仲が戻るのか、期待しながら観るのも一興でした。

<ここからネタバレ注意!>
ワトソン夫人がシャーロックに残した動画には、まさかの続きがありました。自分が死ぬことで2人が仲違いすることを予見し、メアリーは夫であるワトソンがシャーロックを助けに行くようなシチュエーションを故意に作り出すことをシャーロックに依頼していた、というもの。更に、そのシチュエーションに、シリアル・キラーが絡んでくるから超面白かった。しかし、このシリアル・キラー、不気味でしたねー。「クルミナルマインド」で登場するようなシリアル・キラーとはまた違った意味で気持ち悪かった。英国と米国の文化の違いも投影されているようで興味深かったです。自身の意を無理やり通そうと、部下等に対し「君は、この会社に入って何年だぁ?」とパワハラの如く脅すシーンは、リストラに遭った私には結構響くものがありましたよ。
ところで、ここからが肝心なところですが、第3話に続く伏線を第2話冒頭から登場させるなんて、本当にニクイ演出でしたね。「時間を掛ければ良い脚本が作れる。」とは言い切れませんが、こと本作「シャーロック」に関しては”大変良く出来ました。”と言いたいです。シリアル・キラーの娘に扮してシャーロックへ父親であるシリアル・キラーの身辺調査を依頼しに来た女が居ました。この女、メアリー存命中、ワトソンの通勤中に2階建バス内で会話を交わしていたり、メアリー死後はワトソンの心理カウンセラーだったり、それと並行してシャーロックへシリアル・キラーの身辺調査を依頼していました。誰?誰?誰?
正体は次回を観て下さいね。
あと、車好きから一言。ハドソン夫人がワトソンの心理カウンセラー宅に乗り付けた真っ赤なスポーツカー、格好良かったですね。あれジャガーFタイプだと思うのですが、違っていたら<m(__)m>。

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