いやー、この手のドラマを最終シーズン(第4?)まで観ることが出来るかどうか最後まで心配でしたが観ることで来て良かったです。いつ打ち切られるかヒヤヒヤでした。やはり、途中のアクションが良かったからでしょうか。さすがジャッキー・チェンのお弟子さんだけのことはあります、マギー・Q。東洋人が主人公役に抜擢されるケースって本当に数少ないですもんね。遠い昔、知ってる人は50歳台半ば以上の方だけでしょうけど「燃えよカンフー」という米国ドラマがあったのですが、その主役に故ブルース・リーが主演する筈だったところ、急きょの交代劇だったことを思い出しました。演じたデビッド・キャラダインも良かったのですが、もし主演していたら、と思うと今でも残念でなりませんね。
さて、本題に戻りますが、レッド・ジョンじゃなかったニキータが所属して敵対することになった組織ディビジョンの長バーシー役のサンダー・バークレーさん、嫌味な役、最高でしたね。冷酷・非情そのまんま。でも、最後のシーンはいただけなかったなあ。極悪党でも、立場や状況によっては偉人・賢人として扱うのは日本人だけなのかなあ。もう少し演出に工夫が欲しかった。
実は、ニキータで一番印象に残った役どころは、メリンダ・クラーク演じるアマンダなのです。「アマンダなくしてニキータは有り得ない。」とさえ思っています。「ん、にきいたぁ。」「ん、あれっくすぅ。」と、そのまま普通に聞けば岡寛恵さんのセクシーボイスなのですが、私は恐怖のあまり硬直しちゃってましたよ。「こえー。」ってね。こんな人が上司だったら、貴方ならどうしますぅ?私なら逃げます。退職します。というよりセクハラで訴える?CSIのレディ・ヘザー役も良かったけど、アマンダの方がハマってましたね。
海外の俳優さん、特にTVドラマにも出演している俳優さんは、このハマリ役というものに関し、自身の思い入れを是非聞いてみたいですね。意外と本人的にはハマっていない、と思ってるのかもしれません。
女スパイもののTVドラマと言えば、まずマギー・Q主演「ニキータ」で決まり。
投稿日:2017-05-25 更新日:
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執筆者:tanayan