「エレメンタリー ホームズ&ワトソン In NY」ですが、スーパードラマTVでの第3シーズンの放送が終了しました。何だか意味有りげで、私としてはモヤモヤ感が溜まる終わり方でした。更に、第4シーズンの放送予定も告知されないままでしたので、一層モヤモヤ感が増した終わりとなってしまいました。まあ、遅かれ早かれ第4シーズンは放送されるでしょうから、気長に待つとします。早くても12月頃かな。
第4シーズンでは、いよいよウォルター・ビショップ博士ことジョン・ノーブルがシャーロックの父親役として登場するそうなので、今から凄いワクワクしています。「フリンジ」の時と同じ菅生隆之さんの吹き替えなら申し分なしなんですけど。ぶっちぎりの存在感を示して欲しいです。
ところで、同じスーパードラマTVで「シカゴ・ファイア」の第3シーズンがスタートしていますが、勿論第1シーズンから視聴しています。スピンオフの「シカゴP.D.」も然りです。ただ、今更ですけど、これ等作品の人気の理由が今一つ良く分かりません。警察官や消防士はアメリカという国における普遍的なヒーローとは思いますが、やはり「9.11」で消防士が殉職したことが大きなトレンドになったのでしょうか。そう言えば、身近な労働者をテーマに彼等の等身大の人間模様を描いた米国ドラマって、これまで余り製作されて来なかったような気がします。(映画ではカート・ラッセルが主演した「バックドラフト」がありますが。)身近な労働者をテーマにした作品では地味過ぎて視聴率が取れない?という背景もあったのかもしれません。
貧富の差が余りに大き過ぎることに、米国一般市民が苛立ちを見せて久しいですが、シカゴシリーズ作品で描かれる登場人物にこそ真実があるのだと、ようやく資本主義経済が抱える問題の本質を探り始めたという証なのかもしれませんね。良くも悪くもアメリカだなあ、とつくづく感じてしまいました。