私が未だ小学1年生くらいだった頃ですから、かれこれ軽く40年以上前だと思います。
TBS系列で(私は中京地方の出身なのでTV局はCBCになるかな?)日曜日の朝10:30から11:00までの30分枠で海外ドラマが放送されていました。
長い間、この枠は海外ドラマ専門枠だったように記憶しています。
その枠で放送されたものに米国TVドラマ「ローマでチャオ」があります。
妻を亡くした男やもめと3人の娘のホームドラマです。
娘3人のうち長女は、お年頃ということもあって、父親の赴任先であるイタリアに無理やりに連れてこられた感満載で、母親を亡くして時間が経っていないこともあって父親と意見衝突が絶えません。そこへ末娘の3女が健気な態度で毎回父親を泣かすんです。最後はハッピーエンドで終わります。(1話完結ですからね)
舞台はローマですが、当然に撮影場所はアメリカのスタジオ内ですし、ロケもありません。ですので、場面は毎回同じです。それでも楽しく視聴してました。
確か、ご近所さんに主人公の米国人一家に世話を焼くイタリア人のオバサンが居たっけ。彼女も良い味だしてたなあ。
余りに古くて、オリジナルのマスターテープなんて残ってないだろうけど、死ぬ前にもう一度くらいは観てみたいなあと、過ぎし日の想い出に浸った今日でした。
もう一つは「黒馬物語」です。
このドラマ、キャストを変えて幾つか製作されているようですが、私が観たのはジュディ・ボウカー主演の方です。前述の「ローマでチャオ」の放送終了後に同じ放送枠で見た記憶があります。でも、いつの間にか終了してしまってたんですよね。
ジュディ・ボウカーと言えば、映画「ブラザーサン、シスタームーン」で有名ですが、その後は「タイタンの戦い」で見たのを最後、日本では殆ど耳にしなくなりましたね。
勿論、ブロンドの美人女優さんですが、下品さは微塵も感じられない正に清楚、という言葉が似合う女優さんでした。
同系の女優さんに、映画「天使とデート」のエマニュエル・ベアールを挙げたいと思いますが、ちょっと違うかな。