海外TVドラマ、突っ込みゴメンなすって

40年以上見続けてきた海外TVドラマの過去・現在について独自の切り口で突っ込みを入れさせていただきます。

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米国TVドラマ「ラストシップ」の第1シーズン終了に一言

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米国TVドラマ「ラストシップ」の第1シーズンを観終えましたので、感想など。
意外と言っちゃ申し訳ないのですが、そこそこ面白かったです。

米国本土では第5シーズンまでの製作が既に決定しているという触れ込みで見始めたドラマではありましたが、実は余り期待はしていませんでした。
予告編を見た限りでは、舞台は海上が殆どで映像的に面白みに欠けていましたので、自分的には第2シーズン以降は観ないかな、と思っていました。

ところが、ここへ来て展開が早くなってきまして、間を置かず第2シーズンの放送も始まるという事で楽しみが増えて喜んでいるところです。

ここからネタバレ注意!
第1シーズンの最終話で、いよいよワクチンが完成し、アメリカ本土へ上陸してワクチン製造を開始しようとした矢先、本土では政府機構は既に壊滅しており、生き残った者のうち、女性下院議員(?)の一派と、これに敵対するレジスタンスとの主権争いの真っただ中で、ネイサン・ジェームズ乗組員が否応なしに、この争いに巻き込まれて行きます。

主要キャストである艦長のチャンドラー中佐は、家族と再会できたものの奥方の死を実父から聞かされます。が、哀しみに暮れる暇もなく何とか家族へワクチンを接種し家族と共にネイサン・ジェームズへ帰還しようとするのですが、家族が収容されていたシェルターが、実は、”選ばれた人間”へ電力を供給するための人間(新型ウィルスに冒された人間を薬で殺害し、遺体を火力発電用の原料として使用するための)貯蔵施設だということが解り、急ぎ撤退するところで第1シーズンが終了。

なかなかシュールな設定で、小学生の時に観た米SF映画「ソイレント・グリーン」を思い出しました。全米ライフル協会会長を務めたチャールトン・ヘストンが主演した映画で、こちらは人口爆発と大気汚染とによる食糧不足という近未来で、特権階級を除く全ての市民は「ソイレント・グリーン」というビスケット型の食品の配給を受けているのですが、このソイレント・グリーン製造元の幹部が殺されるという殺人事件が発生します。
捜査する刑事にチャールトン・ヘストンが扮し、真相を突き止めて行くうちに、「ソイレント・グリーン」とは、実は人間(死体)が原料であることが解って・・・というお話しです。DVDがあったら是非見てみて下さい。
むかーし。アメリカは良い映画を作っていたんですよ。

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