さて、少々記事投稿が遅過ぎた感がありますが、今回は「チャック」について語ります。
ジャンルは、CIA?NSA?アクション?コメディ?オタク?、もう何でも詰め込んだ感のあるドラマでしたね。オープニングのテーマ曲からして面白さを予見させましたね。
このドラマの面白さは、お堅いイメージのある役者さん等がコメディを演じているところだと思います。現在「ラスト・シップ」に出演中のNSAケーシー役のアダム・ボールウィンを筆頭に、チャックの母親役のサラ・コナーことリンダ・ハミルトン、現在「NCIS:ニューオリンズ」に出演中の父親役のスコット・バクラ、ヴォルコフ役の4代目ジェームズ・ボンドことティモシー・ダルトン、皆さん、よく出演されましたねー。あ、「ホワイト・カラー」の、あの超絶イケメン俳優マット・ボマーもチャックの大学時代のルームメート・プライス役で出演してましたね。
<ここからネタバレ注意!>
まあ、物語は至極単純明快で、人間の脳を記憶媒体とする新技術「インターセクト」の争奪戦。家電量販店に勤めるオタクのチャックがその技術と情報を受け継いでしまったことから起こるドタバタ劇を描いています。このドラマを観始めて当初面白いなあと思ったものに、この家電量販店の名称があります。「バイ・モア」。直訳すれば「もっと買って!」。英語に疎い私でも思わず「プッ」と笑ってしまいました。そのまんまですもん。普通なら、もっと凝った名称にするところ、敢えて単純明快にした辺り、コミック的要素を加えたかった製作者側の意図が読み取れます。あと「オタク軍団」は外せませんね。チャックの親友モーガン、インド系ユダヤ人のレスター、きちゃないジェフリー。いずれも超個性的で、余り友達にはしたくない対象ですが、こんな個性的な人間が居る職場なら飽きないだろうなあ、と思ったりしてました。
車好きとしての突っ込みどころは、バイ・モアの社用車が2代目ヴィッツだったところかな。白地に赤ラインで、オタク軍団の訪問修理にチャックが乗っていましたね。意外とアクションシーンで活躍した?