「クワンティコ/FBIアカデミーの真実」の第2シーズン日本語版がDlifeで放送開始されましたので、初回の感想でも。
第1シーズンでは、「気が付けば、そこは駅の残骸跡。」のシーンが印象的でした。
FBIアカデミーで訓練を受ける主人公アレックス・パリスが、アカデミー卒業後に爆弾テロ事件の犯人に仕立てられるも、訓練時代の同期仲間の協力を得ながら真犯人探しを行う、というものでした。
過去の訓練時代のシーンと現在が行き交う中(こういう手法は好き嫌いが解れるところかと)、仲間の怪しげな行動や他人には明かせない実生活がクローズアップされるという展開で、テロリスト(真犯人)は誰なのか、視聴者側を飽きさせない工夫はあります。
んで、結局、テロリスト(真犯人)はアレックスの父親の元同僚であった教官リアムだったことが判明するのですが、判明するまでの間、信頼できる仲間が真犯人によって爆弾で殺害されたり、途中でクワンティコを追い出された一番信頼していた友人は爆弾を積んだ車諸共、死亡してしまうわで、このまま第1シーンで終了というのもアリかな、と思っていました。
ところがドッコイ、最終話の最後のシーンで、主人公がジョギング中、黒塗りのSUVが近付いてきて強制的に同乗させられ、CIAから勧誘を受けるシーンで終了し、一応この先の展開も用意してありましたとさ。
そこで、第2シーズン。
主人公は、FBIを退職したことになっているものの、現FBI長官ミランダからの要請を受け、恋人のライアン・ブースと共に密かにCIAの入局訓練に参加し、2人とも無事試験に合格しCIA局員になっています。
第1シーズンでクワンティコから左遷させられたミランダが何故にFBI長官になっているのかは、今後のエピソードで明らかにされると思いますが、辻褄合わせが気になりますね。
そこはさておき、第1シーズンで大規模な爆弾テロが、FBI内部からの犯行だという教訓から、今回2人の使命はCIA局内に潜入し、局内から犯人捜しを行う、というもの。
今回も訓練時代の同僚が怪しいと睨んでいる。
早速、しょっぱなから米国大統領が人質に取られるテロ事件が発生。アレックスは前兆を見逃さずテログループの1人と交戦するも、CIA訓練時の同僚と判明。
更に、珍しいことに、米国大統領がテログループの条件を呑むのですが、大統領夫人が剣で処刑されそうなところで1回目は終了。
第1シーズンよりもアクション多目に期待大です。