愛犬を今年3月に亡くして、そろそろ2か月が経過しようとしていますが、時間の経過と共に哀しみは幾らかは癒えるものの寂しさは増すばかり。富士ハーネスへ盲導犬を見に行って、キャリアチェンジ犬を希望しようか、それとも近場の救護センターから収用犬を引き取ろうか色々迷いましたが、年齢的にも子犬(パピー)を迎え入れる最後ということもあり、悩んだ末、子犬を探す事に決めました。今回もイエローの女の子にしようと思っています。
今回は前回よりも犬全般について、またラブラドールについてもっと勉強して、なるべく苦痛のない余生を過ごさせないとね。そこで、関連書籍を探していたところ、思いがけずベン・フォーグル著「ラブラドール」を読む機会を得ました。今更ながら、ラブラドール・レトリーバーが何処で誕生して、どのような変遷を辿って現在に至ったのかを知るには非常に良い書籍でした。筆者はイギリス人男性で日本でいうTVタレントさんです。実家は、父上が獣医師という恵まれた環境で育ち、幼い頃はゴールデン・レトリーバーを飼っていた経験もあります。あるサバイバル番組へ応募して採用されて、と同時にブラックのラブの女の子を飼うことになるのですが・・・続きは書店にて。
前回ラブを飼うと決めたときも、ある程度の知識を持ってはいたのですが、同書籍から、何故にタラ漁(海)から狩猟(陸)へと使役の対象が移ったのか理解することができましたし、世界中でラブが愛されて続けている理由も少し解った気がしました。昔から権力者には政治的なアイテムとして飼われていたのですね。
印象に残ったのは、純血を維持しようと近親交配が繰り返されると、どうしても遺伝的疾患が発症するリスクが高まる、ということ。既に知識として持っていても、いざパピーを目にしちゃうと、なかなかブリーダーへ突っ込みを入れられない部分ではあります。幸い亡くした我が愛犬は、普通のラブで親が何処かのショーのチャンピオン犬という訳でもなかったので、遺伝的疾患を発症せずに済みました。
最近読んだ書籍ベン・フォーグル著「ラブラドール」から
投稿日:2017-05-25 更新日:
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執筆者:tanayan