海外TVドラマ、突っ込みゴメンなすって

40年以上見続けてきた海外TVドラマの過去・現在について独自の切り口で突っ込みを入れさせていただきます。

SF

宇宙からの侵略者に対抗するためSHADOの活躍を描いた英国発SFTVドラマの金字塔「謎の円盤UFO」

投稿日:2017-06-30 更新日:

ジェリー・アンダーソンが挑んだSF実写ドラマの金字塔といっても過言ではないでしょう。「スペース1999」もありますが、私は「UFO」の方が好きです。何より、全てが格好いい、洗練されてました。異星人からの攻撃に対抗して作った組織の名称が「SHADO(シャドウ)」ですよ。英国製ドラマなので、英国ロックバンドの「ザ・シャドウズ」とは関係ないでしょうけどね。キャラクター等が着る衣装、乗り物等のメカ類。実写版だけあってサンダー・バードの世界観をより強調した雰囲気を漂わせていました。
特にオープニングの主要なメカ類の紹介シーンは、ナレーションの矢島正明さんの声がマッチしていてメカ好きの私には目の毒でしたね。「インターセプター」然り、「スカイダイバー」然り。意外だったのが、作品タイトルが少なかったこと。26話ですって。もっとあったような気がしてましたが、何度も再放送を観るうちに訳が分からなくなってしまったんでしょうね。ただ、非常に内容の濃いお話しばかりだったことは確かです。
ムーンベースからインターセプターへ乗り込むシーン、サンダーバードでバージルが2号に乗り込むシーンを彷彿とさせましたね。当時、友達と真似しましたよ。窓の外へ段ボール重ねて置いて、窓枠の上を掴んでつま先から飛び降りシリモチついてました。バカでしょ。昔、男の子は皆こんなもんだったんす。
ストーリーで記憶に残っているのは、ムーンベース近くでシャドウ・メンバーが宇宙人とドンパチした後、宇宙人に緑色の液体に満たされた宇宙服を着用させられる、っていうエピソードです。なんとかムーンベースへ戻ることができて宇宙服を脱がして貰うのですが、口から「ピュー!」っと緑色の液体が噴出されたのを覚えています。液体で満たした宇宙服で息するなんて発想、映画「アビス」でエド・ハリスが同じような発想の潜水服を着用するまで記憶の彼方でした。
あと、ストレイカー司令官と部下の女士官(レイク大佐かな?やけに色っぽいブロンド美人でしたが)だけを残し、その他のシャドウメンバーの時間が止まってしまったエピソードがありましたよね。このときにストレイカー等が持っていた近未来的なライフル銃が格好良かったことを覚えています。

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