海外TVドラマ、突っ込みゴメンなすって

40年以上見続けてきた海外TVドラマの過去・現在について独自の切り口で突っ込みを入れさせていただきます。

FBI サスペンス・スリラー

米国TVドラマ「特攻野郎Aチーム」のハンニバル・スミス大佐と、「ハンニバル」で人を食う猟奇殺人鬼のハンニバル・レクター博士

投稿日:2017-06-29 更新日:

昔、「ハンニバル」と言えば、「Aチーム」のハンニバル・スミス大佐で決まりだったのに、まさか猟奇殺人者の名前で再びこの名前に出会うとは。
皆さん、「レクター博士」ならご存知でしょう?わざわざ名前の方の「ハンニバル」を題名にしなくても。最初、カルタゴの将軍を描いた歴史ドラマか、と歴史好きの私は一瞬喜んだもんです。
さて、このドラマ、ドラマとは言えない映像クオリティですよね。青掛かった「ゴッサム(ゴッサムの記事はこちらから)」とは違い、全体的に少し緑掛かった色になっています。肌にまとわり付く感じが出ていて恐怖や不安を誘うのに効果が出ていますね。特に血の色がリアルです。緑と赤って相性良いんですよね。
それにしても、よくもまあ、こんなドラマ制作したものだと感心します。「羊たちの沈黙」や続編の「ハンニバル」は、劇場映画としては「アリかな。」と思いますが、「ハンニバル」はTVドラマですからね。米国では日本とは違って残虐シーンの放送は厳しい制限があると聞いていますので、その辺り、どう対処したのか気になります。
<以下、ネタバレ注意でお願いします>
物語は、犯人の感情に共鳴し犯行現場を再現できる能力を持つFBIアカデミー講師のウィル・グレアムによる連続殺人事件の捜査を軸に展開して行きます。「ここへハンニバルことレクター博士がどう絡むの?」って。実は、ウィルは共鳴能力を持つだけに精神状態が常に不安定であるため、現場での捜査を開始するにあたり、精神科医のお墨付きが必要だったのですが、そのお墨付きを与えた精神科医こそがレクター博士だったという訳です。全く良く出来たストーリーで。
第2シーズンでサブタイトルが、「先付け」とか「香の物」って出たときは唖然としましたよ。だって人食い殺人鬼がですよ、食べるんですよ。当分、懐石料理食べられないじゃないか。
今更ですが、レクター博士を演じるマッツ・ミケルセンの演技力には脱帽しました。「フリンジ」のウォルター・ビショップ博士を演じたジョン・ノーブルと同じ位の衝撃でした。

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