今日は「ゴッサム」について。クライムドラマという位置付けのようですが、主人公は刑事なので「刑事もの」として括ります。
バットマンが活躍するゴッサム・シティが舞台のドラマですが、バットマンは登場しません。幼少の頃のブルース・ウェインのエピソードを交えながら、若き日のジェームズ・ゴードンの活躍に重きを置いた刑事アクションドラマです。バットモービル等のメカが登場しないので、メカ好きの私には物足りませんが、映像は綺麗です。全体的に少し青っぽい感じは北野武監督作品のようです。寒々しい感じを伝えたい意図なんでしょう。狙いは上手く行ってると思います。製作者にブルーノ・ヘラ―の名前がありますが、「メンタリスト」とは全く違うので、驚きました。現在「ゴッサム」は、日本では第3シーズンが放送中ですが、私は録画を貯めている段階で未だ観てません。「アロー」と同じように、今夏にでも一挙鑑賞したいと思っています。
なお、この後、第4シーズン以降が製作されるか否かは、悪党次第といったところでしょうか。これまで色々なタイプの悪者が登場しましたが、第2シーズンで登場したストレンジ博士が作り出したミュータント達の登場で、些か子供向け番組に鞍替えしたようなところも。ストレンジ博士自体、既に漫画チックですし。
話は脱線しますが、ブルース・ウェイン役のデビッド・マズーズ君といえばキーファー・サザーランドが「24」後に主演した「タッチ」のジェイクですよね。自閉症の子供の役でしたが、演技力が凄かったです。この「タッチ」も第2シーズンで終了しましたが、尻切れトンボの感は否めませんでした。もう少し、ジェイクの能力の秘密を掘り下げて欲しかったなあ。
なので、「ゴッサム」の今後の展開には期待したいところなんですが、お金が掛かっている(ように見える?)ので、突然、打ち切りになりそうで心配です。毎回1話完結を基本としているところからも、いつ終わっても良い製作者側の意図が伝わってきますが、バットマンが登場する直前までのストーリー展開を是非ともお願いしたいと思います。
ブルーノ・ヘラ―製作のドラマ「ゴッサム」ではペンギンが大活躍します
投稿日:2017-05-25 更新日:
スポンサーリンク
執筆者:tanayan