検視官ものの外国ドラマって、あるようで無いですよね。
私がまず最初に思い出すのは「ドクター刑事クインシー」ですね。
これもグレン・A・ラーソン制作です。
記憶にあるのは旅客機事故のエピソードです。主人公が原因を突き止め社会に警鐘を鳴らすんだけど・・・。
主人公に振り回される日系の助手サムが居ましたよね。人が良いのもいい加減にしなさい的なキャラクターで、クインシーとの掛け合いが面白かったなあ。
そう言えば、吹き替えは北村和夫さんでしたよね。
ご本人、生前、TVのトーク番組で、真っ裸になって写真に撮られたヌーディスト(?)を余興で演じる、といった内容を話されていたことを記憶していますが、昔の俳優さんは皆さん豪快ですよね。社会が許容したとも言えますが。
盟友の加藤武さんも「警部マクロード」でマクロードの上司の役で吹き替えを担当されてましたよね。あー懐かしい。
話を元に戻して。その他の検視官ものだと「ボーンズ」がありますね。
シーズン5くらいまで視聴しましたが、途中から飽きてしまって。その後「ボディ・オブ・プルーフ」で、やっと面白そうな検視官ものが登場かと思った矢先、シーズン3で終了。
ダナ・デラニーのS的なキャラが気に入ってましたし、それに元ボーグのセブン・オブ・ナインが振り回されるあたり、やはり人間の方が遥かに怖いと思ったもんです。
最後に「FOREVER ドクター・モーガンのNY事件簿」。
これ久しぶりに我が家で楽しんだドラマでしたが、第1シーズンで終了してしまいましたね。吹き替えは「クリミナル・マインド」のホッチナーの吹き替え役でもある森田順平さん(金八先生の数学教師カンカン)が担当。
ホッチに続く当たり役では、と思ったんですが残念でなりません。
米国のTV業界ってドライですね。最近、日本も似たような傾向ですが。
死なない(死ねない)人間の葛藤って、日本の変身ヒーローにも通じるところがって、子供の情操教育には良い材料に成り得ると思うんですけどね。