私が観続けてきた海外ドラマの中でも、病院が舞台じゃない医療ものドラマって、これまで無かったと思います。おそらく、この「ロイヤルペインズ~救命医ハンク~」が最初で最後かもしれませんね。それで”シーズン8”まで続けられたのでしょうね。
物語の舞台となるのは、アメリカのお金持ちの別荘が立ち並ぶ東海岸のハンプトンズです。そこで、主人公のハンクが、弟のエヴァンの口車(?)に乗ってコンシェルジュ・ドクターとしてお金持ち相手に奮闘する、というお話しです。
最初観始めた時は、金持ち相手のお医者さんごっこか、と思ってましたが、主人公ハンクのキャラクター背景としてERドクターという設定が、お金持ちの我がままなご都合を優先せざる終えない状況に上手く対処する手段となっていて、とりあえずの緊急処置を現場で施すシーンは見応えはあります。さすがに医療行為なので、マクガイバーのように有り合わせのモノで、という訳には行きませんけど。でも、それに近いようなシーンはあったかな。
ハンクと良い仲になる女医ジル役のジル・フリントですが、同じく医療ドラマの「ナイトシフト」にもレギュラー出演してますね。”この女優さんはお医者さん”というイメージなんですね。
ところで、舞台となっているハンプトンズですが、アメリカで最も高価な住宅地とされていますので、あのビバリー・ヒルズよりも高級住宅街なんですね。バブルの時の日本人なら、不動産を所有していた人も居るかもしれませんね。一度、機会があれば(まず、ないと思うけど)物見遊山で尋ねてみたいもんです。