今日は大型連休中の平日でしたが、会社休んで遠出してきました。場所は、B級グルメの「富士宮焼きそば」で有名な静岡県富士宮市にある盲導犬訓練施設「富士ハーネス」です。以前から、盲導犬には興味があったのですが、なかなか施設見学に行く機会がありませんでした。ですが、ここは常時見学OKということで、ドライブがてら行ってきました。平日だったからか、来場者は少なかったのですが、お陰で盲導犬によるデモンストレーションを見ることが出来、更にデモンストレーション犬にも直接触れることが出来、大変有意義な一時を過ごすことが出来ました。
実は、3月に愛犬を無くしたばかりで、それも犬種はレブラドール・レトリーバー、そうです盲導犬に主に登用される犬種です。思い出すのが辛くなるかもと思って少しハーネスへ行くことを躊躇しましたが、行って良かった、元気を貰えた、そんな気がしました。それにしても、ラブラドール・レトリーバーという犬種は、忍耐強い犬種であることを改めて痛感させられました。
愛犬の死因は、直接的には脾臓に出来た腫瘤です。精密検査はしなかったのですが、癌だったと思います。医者からは手術を勧められましたが、12歳を超えていたので、悩んだ末、何時戻りの日常を優先し入院はさせず一緒に過ごすことを決めました。一時、元気になって回復の兆しも見せたのですが、それから3ヶ月後に旅立ちました。12歳と11ヶ月、ちょうど誕生日1ヶ月前のお別れでした。最後の1週間は傍で見ていても辛そうで、おそらく強烈な痛みがあったと思いますが、吠えることもなく、いつも通りのアイツでした。今思い出しても「スゴイ!」の言葉しか出てきません。人間なんてとっくに音を上げてモルヒネ投与を懇願しているでしょうに。それだけ忍耐強い犬種なんですね、ラブは。ハーネスにおいてワンちゃん以外で印象に残ったことは、盲導犬に対する社会の認識が余りに低いことでした。「まだ、こんな状況?」と思う程に、盲導犬OKのお店が少ないこと。あれほど盲導犬をテーマにした映画やドラマが作られてきたのに、です。理解が進まない原因が何処かにある筈なんですが、何時か機会があれば検証してみたいと思います。
盲導犬の里「富士ハーネス」
投稿日:2017-05-25 更新日:
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執筆者:tanayan