今日は、ちょっと変わったドラマを取り上げたいと思います。
「トゥルー・コーリング」と「よみがえりレザレクション」。前者は、TV東京で10数年以上前に放送されてました。本国でも第1シーズンのみで終了。後者は第2シーズンで終了。いずれも短命に終わりましたが、私にとっては意外とインパクトは強かった作品でした。どちらも死者が物語の重要なファクターとなってはいますが、いわゆるゾンビものとは一線を画しています。(ゾンビものは、ゾンビもので良いんですが)
「トゥルー・コーリング」では、主人公トゥルーが死者の言葉を聞くと、その死者が死ぬ1日前の状態に戻る能力を駆使して、死者が死ぬ原因を取り除く(解決する)姿が描かれていますが、実は死者の方にこそ、生きている人間と交信する能力があって、トゥルーは単に媒介者としての能力を保有しているだけなんじゃないか、と思ったりしました。勿論、主役に焦点を当てなきゃ物語は続かないのですが、背景として、この辺り、第2シーズン辺りで突っ込んで欲しかった。
また、トゥルー役のエリザ・ドゥシュク、美人さんでしたね。確か日本へプロモーションのため暑い夏に来日して浅草詣でしていたのをTVニュースで観た記憶があります。生でもおキ・レ・イな方でしたが。
一方、「よみがえりレザレクション」ですが、北野たけし監督の「ブラザー」で主演したオマー・イプスが主役を演じてましたね。ある日、身元不明の白人の男の子が中国で発見されたところから物語はスタートします。この後どうなるんだろう、と期待感満載なオープニングで、その後、徐々に蘇る人が増えて行き・・・、そのうち、政府機関も加わり、と何だかお決まりのコースになってきた辺りでハイ終了となりました。せっかく政府機関登場となった割には、政府は単なる傍観者で、特段よみがえり自体に関与している訳ではないのが今ひとつでした。「トゥルー・コーリング」も「よみがえりレザレクション」も、ジャンルは何?と問われると苦慮しますよね。私は「神秘もの」で括ろうと思います。
死者の声を聴ける能力と死から蘇る能力、貴方ならどっちが欲しい?「トゥルー・コーリング」と「よみがえりレザレクション」
投稿日:2017-05-25 更新日:
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執筆者:tanayan