外国TVドラマには関係しませんが、3代目元ジェームズ・ボンドことロジャー・ムーアが亡くなられました。御年89歳。前立腺がんで闘病中とのことでした。合掌。
今日は、ロジャー・ムーアとその周辺について語ります。
ボンド役を演じた俳優の中で、一番、ボンド在位が長かったそうですね。ロジャー・ムーアが演じたボンドによる「007」は、私は殆どTVで視聴したのみで、実際に映画館へ観に行った記憶はありません。しかしながら、ポール・マッカートニー&ウィングス名義でポール・マッカートニーが主題歌を担当した「死ぬのは奴らだ!」は、良く聞きました。確か、彼が本格的な映画のサウンドトラックを手掛けたのは、この「死ぬのは奴らだ!」が最初だったかと思います。ボンドガールはと言えば、映画「ある日どこかで」のジェーン・シーモアでした。ジェーン・シーモアと言えば「宇宙空母ギャラクティカ(パイロット版)」や「ドクター・クイン」ですが、これについては別の機会にでも。
私にとって、ロジャー・ムーアが主演した映画で一番格好良いと思うのは、何て言ったって「北海ハイジャック」です。全く「007」を引き摺ってない、というか、その正反対の女嫌いで猫好きというキャラクターを見事に演じて、無事、ボンドを卒業しましたね。敵役は、あのアンソニー・パーキンスです。上手いキャスティングだなあ、と今でも唸ってしまいます。亡くなられて本当に残念です。
海洋アクションものの映画で記憶にあるのは、リチャード・ハリス主演の「ジャガー・ノート」と「黄金のランデブー」。どちらも相当楽しめるエンターテイメント作品に仕上がっていますので、機会があれば是非ご視聴を。
リチャード・ハリスも逝き、ロジャー・ムーアも逝き、これで、あと同士で残るは、ショーン・コネリーだけとなりましたね。ご本人は既に引退して今年で87歳でしょうか。脇役で出演されても、主役を喰ってしまうような俳優さんて、もう出て来ないんでしょうね。「ハイランダー」や「ロック」で見せた粋な初老の紳士、ホントに恰好良いオジサン達です。
ロジャー・ムーアさん死去で思い出した秀作と名優
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執筆者:tanayan