以前も少し書いたのですが、今日は前回に続いてタイムスリップもの繋がりで「タイムレス」です。
この手のドラマは長続きしないような予感がありましたが、案の定、第1シーズンで打ち切りが発表されたとか。ただし、その後、第2シーズンの製作が発表されました。紆余曲折が絡む辺り、やはり一捻り加えないと成就しないタイムスリップものたる所以でしょうか。
さて、このドラマ、「ER」のコバッチュ先生が悪玉で登場します。最初は悪玉を装っている善玉かと思いましたが、どうしてどうして目的達成の為なら殺人も厭わない相当の悪党です。(笑)
ERの時とは全く正反対のキャラクターなので、そのあたり結構楽しめますよ。吹き替えもジェイソン・ステイサムでお馴染みの山地和弘さんですし。うーん、何時聴いても渋い声です。
<以下、少しネタバレ注意です>ストーリー的には、コバッチュ先生じゃなかったガルシア・フリンが妻子を米国の歴史上陰で暗躍した結社に殺されたことへの復讐(可能なら妻子が死なない時間軸を構成する)のため、タイムマシンを使って米国の過去を行き来し、主要な人物の殺害や主要な出来事を改ざんしようとするのですが、それを阻止するため、歴史学者、軍人、タイムマシン開発者の3人がチームを組んで同じようにタイムスリップを繰り返すというものです。一応、フリン側を悪玉、追っかける側を善玉とすると、如何ですか、何処かで観たアニメに似てませんか。
タイムマシンで追っかけっこする辺り、私は「タイムボカン」を思い出しました。ドロンジョ―一味は毎回負けてましたが、「タイムレス」では核を強奪してタイムマシンの燃料にしたフリン側が若干優勢という状況でしょうか。
ところで、このブログを書いている最中思い出しました。全く忘却の彼方だったのですが。すごーい昔、「タイムトンネル」という米国TVドラマがありました。私は70年代、小学生の頃に再放送で観た記憶があります。タイムトンネル開発に携わる研究者2人が未完成のタイムトンネルを抜けて時空を彷徨うストーリーですが、結局、結末が描かれないまま終了してしまったと思います。今思えば、私がタイムスリップもののドラマや映画を観る度に感じる不安感は、結局、現代へ戻れなかった「タイムトンネル」の影響だったんですね。最終話の最終シーンなんて、市川雷蔵主演の「大菩薩峠」のようでしたよ。(古すぎて<m(__)m>)
タイムマシンをテーマにした米国TVドラマー最新の「タイムレス」からメチャクチャ古い「タイムトンネル」へ
投稿日:2017-06-22 更新日:
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執筆者:tanayan