海外TVドラマ、突っ込みゴメンなすって

40年以上見続けてきた海外TVドラマの過去・現在について独自の切り口で突っ込みを入れさせていただきます。

SF

米国TVドラマのうち50年前のSF作品からー「原子力潜水艦シービュー号」と「巨人の惑星」ー

投稿日:2017-06-26 更新日:

少し前にタイムスリップものの走りとして「タイムトンネル」について触れましたが、今日は、同じ時代(1960年代半ばから終盤にかけて)に放送されたその他のSFドラマについて語りたいと思います。私が幼稚園児だった頃から小学校低学年にかけて観ていたドラマなので相当古いです。覚悟して読んで下さい。(笑)
まずは、「原子力潜水艦シービュー号」から。
これSF映画「地球の危機」をTVドラマ化したもので、TVの映画枠で放送される度に観た覚えがあります。原子力潜水艦が地球の危機を救うという設定で、今じゃ「原子力」と付いただけで「あんた何言ってんだぁ?」と全く相手にされないでしょうが、当時は米ソ冷戦時代、加えて、原子力が夢の技術と言われていた時代です。この時代背景を受けて本ドラマが誕生したことは想像に難くありませんが、今思えば恐ろしいことです。記憶に残っているエピソードは、艦内に敵のスパイが侵入する回(地味ですが何故か覚えています)や、船首から飛び出す飛行機能を持ったミニ潜水艦が発進・帰還するシーンでしょうか。このミニ潜水艦は何度も映像が使い回されていたのを子供心にも覚えています。それでも毎回飽きずに観てました。自分で言うのもなんですが、子供って健気ですよねー。あ、そう言えば、船首から飛行機が発進するのって「謎の円盤UFO」で登場する攻撃型潜水艦スカイダイバーと同じですが、「謎の円盤UFO」については、そのうち語ろうと思います。
お次は、「巨人の惑星」です。
「原子力潜水艦シービュー号」と同様これもアーウィン・アレン制作。これSF作品と言えば確かにそうなんですが、SF的な部分は不時着した宇宙船位で、その殆どはサバイバルです。私は中京地区出身ですが、TV局側の都合なのか「巨人の惑星」は30分番組に分割されて放送されていた記憶があります。(間違っていたら<m(__)m>)
なので、ストーリーが進まない進まない。何時になったら宇宙船を修理して帰るんだぁ?と見る度に不安になってました。で結局、「タイムトンネル」と同様、帰れぬままドラマは終了。
印象に残っているのは黒人の副機長さん。放送当時、黒人がキャスティングされるのって珍しかったんですよね。「原子力潜水艦シービュー号」では全く出て来ませんので、差別が根強く残っていたんでしょうね。

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