今日は、以前もブログに書いた「NCIS ネイビー犯罪捜査班」について語ります。
前回記事はここから。
と、その前に本日のYahooニュースで米国映画俳優サム・シェパードの訃報が舞い込みました。73歳だったそうです。映画「ライトスタッフ」で米国空軍パイロットのチャック・イェーガーを演じましたね。いかにも男臭い、ヤンキー(差別用語になりますが敢えて)という言葉の似合う俳優さんでした。歳を取ったらこうなりたいなあ、と思えるカッコ良い俳優さんがまた逝きました。残念です。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
さて、話を「NCIS ネイビー犯罪捜査班」へ戻しますが、私、ようやく第5シーズンから再視聴を開始しました。観始めると止まらないですね。やっぱり面白いです。「犯罪捜査官ネイビーファイル」のスピンオフとしてスタートした本作品ですが、本家を超えてお化けドラマへ成長しました。本国アメリカでは5月に第14シーズンの放送が終了したそうですが、何となくですが第15シーズンで完結かな、という印象を持っています。トニーもジヴァも居ませんし、主役のマーク・ハーモンと言えば御年65歳と高齢ですし。アクションシーンが少なくなっているので、そろそろかな、と。
息の長いドラマにとって、キャラクタ設定は生命線とも言えますが、本作品も非常に丁寧に各キャラクターの生い立ちや背景が描かれてきており、シーズン完結後であっても後のファンを獲得できるよう、米国TVドラマには珍しく視聴者本位な姿勢に好感が持てます。主役のマーク・ハーモンの力かな。
今更言うまでもないと思いますが、キャラクター設定の中でダントツに濃いーのが、このマーク・ハーモン演じる主人公リロイ・ジェスロ・ギブス。ITリテラシーまったく無しの超ローテク使い。優秀な専門家等を部下にしていながら、部下が説明の延長線上でうんちくを言おうものなら即座に話を遮り結論のみ言わせるあたり、結構痛快だったりします。端的に言って融通の利かない、いかにも元軍人キャラですが、時折、事件に関わった子供等に見せる笑顔が女性ファンを虜にしているんでしょうね。