車が好きであることは既にお話しましたが、外国TVドラマで車が効果的に使われるのって余り無いように思います。
「ナイトライダー」は、そのままポンティアック・ファイヤバードトランザムのキットが主役みたいなもんですが、その他としては無理矢理に18輪トラックの「トラック野郎BJ」(懐かしいなあ)、「私立探偵マグナム」のフェラーリ308GTS(だと思うけど)、「ナッシュ・ブリッジス」のバラクーダ、最近ではTV版「トランスポーター」のアウディA8かな。TVだと予算的に難しいんでしょうか。
「トラック野郎BJ」が懐かしいので、少し。
私が高校生の頃に放映していたと記憶しています。グレン・A・ラーソン制作でしたか、チンパンが可愛かったですね。
当時は余り考えませんでしたが、今思えば、小林旭の「渡り鳥シリーズ」ですよね。
滞在した先々で悪を懲らしめる、っていうストーリー展開。勧善懲悪なので、安心して見ていることが出来ました。
回が進むに連れて、主人公BJが訪れる場所も2度目になるところがあったりして、ここでケイン保安官、ロボ保安官等が登場し、これ等はいずれもスピンオフ作品が作られた筈です。スピンオフっていうのは、この時から米国TV界で流行りだした手法なんでしょうか。
「私立探偵マグナム」は赤いフェラーリを見たさに(というか、フェラーリだけが楽しみで実際ストーリーは殆ど記憶にありません。(笑)
深夜放送であるにもかかわらず、観てました。決してトム・セレックが嫌いな訳ではありませんので。
「ナッシュ・ブリッジス」は最終シーズンまでそつなく観ましたよ。
キャラクターも良かった。お腹の出たドン・ジョンソンでしたが、相棒ジョー・ドミンゲス役のチーチ・マーリンとの相性もバッチリだったようで、サンフランシスコの町並みをバラクーダで駆け抜けるシーンは、スティーブ・マックイーンのブリットを彷彿とさせました。
最終回も、まあ納得できる終わり方でしたし。そう言えば、ナッシュの死んだはずの実兄役でジャン・マイケル・ビンセントがゲスト出演しましたね。ジャン・マイケル・ビンセントと言えば、「エアーウルフ」のストリングフェロー・ホーク役で有名ですが、登場した時は相変わらず格好良いなあ、と思ったりしました。現在はどうしてるんでしょうね。引退したのかな。