不良児、麒麟児、語呂が合ってますね。<m(__)m>。
JJエイブラムズ製作の人気ドラマですが、見る度に引き込まれていくストーリーに毎回心躍らされてました。
見始めた頃、「TVの故障ではありません。今や放送は我々がコントロールしています。その全てを。」のナレーションで有名なあの「新アウターリミッツ」モドキかと思いましたが、多少似ている部分はあるにせよ、映像が洗練されていて特に、あのイカレタ博士ことウォルター・ビショップが登場した時点で「これは違う!」と気が付きました。
主人公はFBI女性捜査官オリビアかとも思ったりしましたが、これも違う。暫くしてマッドサイエンティストだと気が付きました。それ程に強烈な役どころなんです。とにかく演技が凄い。演じているのはジョン・ノーブルというオーストラリアの役者さん。
どこで、見つけてきたんだろう?と思う程、いっちゃってる感の演技が凄いのなんの。ルートビアを奢ってもらい美味しそうにストローを啜っている姿が何とも悲哀に満ちて滑稽で、でも凄いんです。
この方、「エレメンタリー」の第4シーズンから主人公シャーロックの父親として登場するらしいですが、そちらも楽しみです。できれば同じ声優さんでお願いしたいところですが、どうでしょうか。
本題に戻りますが、シーズン4まではサッパリ(笑)。
どのシーズンだったか最終話でマッシブダイナミクス社の創設者ウィリアム・ベル(スポック副船長)が登場して、オリビアの前に出たり消えたり、挙句の果てはアニメーションになったりでサッパリ状態のモヤモヤ感満載でしたが、シーズン5で辻褄が合うので、そこは心配なし。
尻切れトンボで終了しなくてホッとしましたよ。あー良かった。
フリンジでは、タイムスリップとパラレルワールドがMIXされていて、そこに怪現象がプラスされています。
このパラレルワールドで、もう1人のウォルター(ウォルターネイト)をジョン・ノーブルさんが1人2役で演じています。(他の役者さんも同じなんですけどね。)
この演技も凄いんです。冷静沈着とうか冷徹な指導者の役を上手く演じています。もう劇場映画とTVの域を超えた特別な賞をあげても良いんじゃない?